2002年、フィンランド中部の町、ユパスキュラの郊外で創業。コンセプトは”Treasures of Wasteland（廃棄物からできた宝物）”。コンピューターのキーボードや電子回路基盤シート、自動車のシートベルトやタイヤチューブ、レコードなど廃棄物を、できるだけ元の素材の特徴を残したままデザインすることを心掛けている。それらを手にした人々が、廃材からできていることを理解し、少しでも地球環境に意識を向けてもらいたいという考えからだ。
廃材の調達については、安定した供給が必要となるため、フィンランド以外に、ヨーロッパ数か国の廃棄物処理センターとネットワークを結んでいる。商品開発と生産は、フィンランドの若手デザイナーとともに、ユパスキュラにあるセッコのワークショップを中心に行われているが、一部の作業については、ドイツ、オーストリアの職業訓練所に委託している。
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